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アートメイク
美容診療(自費)

アートメイク

アートメイクについて

アートメイクとは専用の針を使用して皮膚の極めて浅い部分に色素を刺入および定着させ、落ちないメイクを可能にする施術です。落ちないことから、白斑などの病気やケガによる傷跡の修正、乳房再建後の乳輪の再現などにも応用されている技術です。日本では医療機関のみが行うことを認可されている医療行為にあたります。
当施術は18才未満の方(高校生不可)には行うことができません

  • メイクの時間を大幅に短縮したい
  • 汗によるアイメイク崩れが気になる
  • プールや温泉でアイメイクを落としたくない
  • 自分でアイメイクを行うのが苦手
  • 唇の輪郭がぼやける
  • 髪の生え際が気になる

などでお悩みの方に非常にお勧めです。
また、加齢化学療法(抗がん剤)の副作用で眉毛が脱毛してしまった方や、化学療法前に眉毛脱毛対策(脱毛の進行を止める効果はありません)としてもアートメイクの有用性は高いです。

当院のアートメイクについて

  • アートメイクで使用するインクには様々なものがありますが、当院で採用しているインクはFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けた安全性の高いインクになります。
  • アートメイクは医療行為です。当院ではアートメイクに長年従事しておりますアートメイク施術専用の看護師がカウンセリングから施術まで担当いたします。(アートメイクカウンセリング前に医師の診察があります)。予約ページより施術可能日をお確認の上ご予約ください。
  • 当院では眉毛、アイライン、リップ、生え際(ヘアライン)に対してのアートメイク施術を行っております
  • お顔のバランスや表情を分析し、お悩みやご希望を伺った上で患者様一人一人に合ったデザインをご提案いたします。

症例画像

眉毛 4D毛並み+パウダー

施術前
施術後

眉毛 4D毛並み

施術前
施術後

眉毛 3D毛並み

施術前
施術後

生え際

施術前
施術後

アートメイクの経過と注意点

  • 施術部位は施術後数日(おおよそ3~5日)でかさぶたとなり、1週間程度で徐々にかさぶたが脱落していきます。この期間は原則施術部位のお化粧は行えません。
  • 施術直後は施術部分が濃く見えますが、かさぶたの脱落と共に徐々に色が薄くなって落ち着いてきます
  • 通常は2年程度で皮膚の代謝によって時間経過により自然に退色や変色していきます(ただし完全には消えません)
  • 施術後の色素の定着を安定させて持続させるために、初回施術後1か月前後の期間をあけて2~3回施術を行うことを推奨しています
  • その他部位ごとの経過や注意点についてはカウンセリング時のご説明となります
  • アートメイクに使用するインクには微量ながら金属(酸化鉄)が含まれています。含まれる金属の量はインクの製品によって様々で、含まれる金属の量が多い程下記の治療や検査に影響する可能性が高くなります。当院で使用しているインクはFDAで認可されている製品であり、含まれる金属の量も微量で、安全においての厳しい基準をクリアしています。(金属を全く含まないインクはありません)

アートメイク施術後のレーザー治療について

  • インクに含まれる金属にレーザーが当たってしまうと、変色してしまうことがあります。一度変色すると中々も元には戻りませんので、レーザー治療を受ける際は必ず入れた部位を申告するようにしてください

アートメイク施術後のMRI検査について

当院で使用しているインクの金属含有量はごくわずかであるため、通常のMRI検査を行うには問題ありません。ただし、超高性能なMRI機器に反応する可能性はあります。MRI検査を受ける際は必ず申告するようにしていただき、万が一検査中に痛みや熱を感じた場合はすぐに伝えるようにしてください。(アートメイク施術を行っていることが理由で実際にMRI検査を受けられなかった、あるいは被害が起こったケースは稀です)。反応してしまった場合に考えるリスクとしてはやけど(熱傷)とアートメイクによるアーチファクト(MRIの画像の乱れ)ですが、前者についてはアートメイクのインクは皮膚のごく浅い層に入っているため、やけどは皮膚の表面に限られます。ただし、反応の程度や退出によっては傷跡が残る可能性もありますので、ご了承のうえでアートメイクを受けていただくことになります(ただし、アートメイク学会によると、傷が残るほどの強いやけどの報告はありません)。一方、アートメイクによるアーチファクトについては、アートメイクアイラインによるアーチファクト程度では診断に影響はないとの発表がアートメイク学会より出ています。

アートメイク治療後の美容施術について

アートメイク部分に美容施術を行いますと、施術内容によってアートメイク部位が薄くなったり変色する可能性があります。必ず入れた部位を申告するようにしてください。

アートメイクで起こり得るリスクと合併症

  • 薬剤成分や施術道具に対するかぶれやアレルギー
    ※アートメイクは一度施術を行うと長期間色素が体に残ります(通常は2年程度で自然に薄くなっていきます)。そのため、当院では問診にてアレルギーのリスクが高いと判断した場合には、まずは小さい範囲に施術をして様子を見るなどの対応を取らせて頂く場合がございます。また、アレルギー反応や症状が生じた場合は、施術を中断して治療を優先いたします。
  • 出血、内出血、発赤、腫れ、熱感、痂疲化、痺れ、脱毛
    ※これらの症状は一時的であることがほとんどです
  • 感染症
  • ケロイド、肥厚性瘢痕、肉芽形成
  • 角膜障害、ドライアイ
  • 感覚機能低下
  • 血管閉塞
  • 色素定着に関する事項(左右差、色ムラ、退色、変色など)

などが挙げられます。

症状によってはステロイド外用薬の塗布や、除去が必要な場合にはレーザー治療、外科的切除などにて対応いたします。なお、一度施術を行うと施術前の状態に完全に戻すことはできません。

アートメイクをお受けになれない方・施術困難の可能性がある方

必ずご確認ください

安全に施術を受けて頂くため、当院では既往歴や肌の状態などによって施術をお受けできないことがあります。予めご了承ください。
以下はカウンセリング時に確認と同意書を取らせて頂きますが、事前にご確認頂きますとスムーズになります。

以下に該当される方は施術を行うことができません

  • 以下の既往歴がある方
    (重度の糖尿病、重度の高血圧症、重度の貧血、出血性の疾患、重度の皮膚疾患、重度のアレルギー、開放創や上皮化していない傷口、皮膚がんなど)
  • 施行部位に感染がある方
    ※感染が落ち着いた時期に施術可能です
  • 各種成分に対するアレルギー
    ※麻酔薬(歯科で使用するものも含む)などでアレルギー症状が出た方も含む
  • ケロイド体質の方
  • 妊娠中、妊娠の可能性がある方、授乳中の方、 18才未満の方(高校生不可)
  • 施術部位にヒアルロン酸などを注入している方
  • 抗がん剤治療中で血小板値が低下している方
  • アレルギー体質の方
  • ステロイド薬を長期間内服中の方
  • 抗凝固薬(ワーファリン)、抗血栓薬(アスピリン、バファリンなど)、および同作用をもつサプリメントなどを服用中の方

その他診察により医師が施術困難と判断した場合は当該治療を行うことができません

アートメイクの流れ

STEP01
予約・来院

当該治療をご希望の方は、オンライン予約(アートメイク施術ご希望の方の項目)からWeb問診にご回答頂いた上、空いている希望日時で予約をお取り頂き、予約日時にご来院ください。

※アートメイクはアートメイク施術に長年従事している看護師が行っており、施術日は原則休診日以外となります。予約の際は予約枠の空いている日時でお取りいただきますようお願いしております。

また、都合により担当者変更となる場合もあることをご了承ください。

Web問診表の記入が難しい場合は予約日時にご来院頂いた後、受付より問診表をお渡ししますのでご記入ください。また、院内でアートメイク専用の問診表のご記入もありますので予約時間の10分前にはお越しください

STEP02
問診上の記入・待機

完全個室の待合室で問診表のご記入を行って頂きます

STEP03
医師による診察

※アートメイクを行えるかどうかの確認と判断についてははカウンセリング時にいたしますが、事前に《アートメイクをお受けになれない方・施術困難の可能性がある方》をご確認頂けますとスムーズになります。

※カウンセリングの結果、施術困難と判断された場合でも診察料は頂くことになりますことをご了承ください

STEP04
アートメイク専属看護師によるカウンセリング

アートメイク専属の看護師がメイク前後の施術部位のお写真の撮影、デザインを含めたカウンセリングを行います。

※メイクを落とした後の肌の状態により施術不可となる場合があります

STEP05
施術

ご理解・ご納得頂いた上で治療同意書にご署名を頂いた後、アートメイク専属看護師が施術を行います。

STEP06
会計

お仕度を整えて頂き、会計にお回りください。(施術後の施術部位のメイクは行えません)

料金