幕張まーるクリニック|幕張駅徒歩8分|皮膚科、形成外科、美容皮膚科、美容外科

タコ(胼胝)、ウオノメ(鶏眼)
保険診療

タコ(胼胝)、ウオノメ(鶏眼)

原因と症状

タコ、ウオノメともに原因は慢性的な物理的刺激です(靴の不適合、外反母趾、立ち仕事やスポーツなどの反復刺激がかかる方に生じます)。タコもウオノメも刺激によって表皮の角質層が肥厚した状態ですが、タコは痛みを伴わないことが多い一方で、ウオノメは角質が棘のように奥に入り込んでいるため圧迫によって不快感や痛みが生じます。ウオノメは足の裏にできることが多いですが、タコは足の裏だけでなく手のひらや指などにも生じることがあります。

検査と治療

通常見た目から診断しますが、尋常性疣贅との鑑別のため表面を薄く削ることがあります。タコは痛みがなければ処置を行う必要はありませんが、肥厚が強すぎる場合は少しだけ削ったり角質を溶かす薬を使うことがあります(スポーツなどで形成されている場合はある程度のタコがあったほうがいいこともあります)。ウオノメは痛みの原因となっている芯の取り出す処置を行います。原因が物理刺激ですので、治療後も同じ外的刺激が継続されると再発します。サイズや形が合わない靴や硬い靴、ヒールなど一部に体重がかかる靴の着用のほか、巻き爪や外反母趾などで痛みを庇って歩行する場合にも別の部位に負担がかかるため生じやすいため、根本的な原因の解消を行うことも大切になります。