皮膚の下にやわらかいしこりを見つけたら、それは脂肪腫かもしれません。脂肪腫は基本的に良性の腫瘍ですが、大きくなってきた場合や他の疾患との鑑別のために医療機関での診断・治療が望ましいことがあります。千葉市幕張・検見川周辺(花見川区・稲毛区・美浜区)で皮膚のできもの診療に対応する当院が、脂肪腫の概要や治療法について詳しく解説いたします。
脂肪腫(しぼうしゅ)は、皮下にできる脂肪細胞からなる良性の軟部腫瘍です。いわゆる「脂肪のかたまり」で、触ると柔らかく、コロコロとよく動くしこりとして感じられます。大きさは数ミリ程度の小さいものから、数センチ以上に成長するものまで様々です。痛みはほとんどありませんが、まれに神経を圧迫する位置にできて痛みやしびれを感じることがあります。
脂肪腫は中高年の方に比較的多くみられますが、若い方にも発生することがあります。できやすい部位は首や肩、背中、腕、太ももなど皮下脂肪のあるところなら全身どこにでも生じる可能性があります。一人で複数の脂肪腫ができるケースもあります。
脂肪腫の明確な原因はわかっていません。遺伝的な要因が関与すると言われることもありますが、多くは偶発的に発生します。生活習慣との直接的な関連もないとされています。
症状としては、皮下に軟らかいしこりが触れる程度で、痛みやかゆみなどの自覚症状は通常ありません。そのため、触ってみて初めて存在に気付くことも多く、長年気づかずに放置される場合もあります。ゆっくりと少しずつ大きくなる傾向がありますが、急激に大きくなることはまれです。
見た目以外に症状がないため、良性であれば慌てて治療する必要はありません。ただし、短期間で急に大きくなってきた場合や、硬くゴツゴツしていて脂肪腫かどうか判断がつかない場合は注意が必要です。脂肪腫に似たできものには、粉瘤(アテローム)や脂肪肉腫(悪性腫瘍)などもあるため、自己判断せず医師の診断を受けることをお勧めします。
次のような場合には、早めに医療機関を受診して相談することを検討してください:
脂肪腫は自然に消えることはなく、放置すると少しずつ大きくなることがあります。小さいうちに摘出すれば傷跡も比較的小さくて済みますが、大きく成長してからだと手術のリスクや傷跡が大きくなる可能性があります。気になるしこりがある場合は、悪性の可能性を否定するためにも、早めに形成外科専門医にご相談ください。
当院では、皮膚のできものに対する経験豊富な医師が脂肪腫の診断と治療にあたります。診察ではしこりの大きさ・硬さ・可動性などを確認し、脂肪腫であるかどうかを評価します。脂肪腫と診断された場合、小さいものや症状のないものは経過観察とすることも可能ですが、ご希望や必要に応じて摘出手術を行います。
日帰り手術にも対応: 当院では局所麻酔下での脂肪腫摘出手術を日帰りで行うことが可能です。比較的小さな切開で腫瘍を取り除き、丁寧に縫合します。顔や首など目立つ部位の手術では、できるだけ傷跡が目立たないよう配慮いたします。
部位にもよりますが、径15cm程度と大きなものも対応しております。
術後のケア: 手術後は創部を清潔に保つ方法や、必要な場合は痛み止めの処方など、適切なアフターケアについてご説明します。摘出した腫瘍は病理検査に回し、良性であることを確認します(検査結果は後日ご報告)。万が一病理結果で悪性の可能性が示唆された場合には、速やかに専門の医療機関をご紹介し、さらなる治療につなげますのでご安心ください。
「ただの脂肪のかたまりだから」と放置せず、不安なことがあれば専門医の診察を受けることが大切です。当院では患者様の不安に寄り添い、丁寧に説明しながら治療を進めてまいります。
千葉市幕張、検見川、花見川区、稲毛区、美浜区、習志野市、八千代市、佐倉市、船橋市、市川市などで皮膚のできものにお悩みの方は、地域密着の当院にお任せください。脂肪腫は良性のことが多いですが、専門医が診断することで安心につながります。当院はアクセスも良好で、日帰り手術にも対応しているため、お忙しい方でも通いやすくなっています。経験豊富な形成外科専門医が親身になって診療し、皆様の健康をサポートいたします。